病気治めの基本方針

尊び和して結ぶ心で病気を治めるこのページでは、ガン、ヘルペス、内臓疾患、血管病(脳・心臓・眼底など)に関して、「ゴミ理論」と「気の医術」である和医術そして和医道から考える、病気治めの基本方針を明示しておきます。

ガン、ヘルペス、内臓疾患、血管病だけでなく、今回病気の治し方に取り上げた病名も、その他多くの慢性病も、基本的な考え方は同じですので、参考にしていただければと思います。

今の日本では、慢性病の多くは一般的には治せない、治らない、治しにくい病気であると思われ、またそのように信じられています。

これは一般的に治せない方々の方が圧倒的に多いから、治らない病気であると言うレッテルが貼られているわけでしょうが、人によっては治っている事実もあるのです。

和医道和医術ではもちろん治っていますし、西洋式医学の病院でも治っている方々はおられます。しかし、和医道和医術で治る、治ったという意味と、西洋医学の病院で治ったという意味とは、その意味合いは全く異なるのです。

1, 病気が治るとはどういうことか?

例えばガン。
病気治めの基本方針でも取り上げていますが、このガンを例にとって「治る」ということを考えてみます。

一般的には、ガンが消えたら一応治ったということになり、後は5年、10年という一定期間再発がなければ完治ということになります。

ところが、これは患者さんの性格にもよりますが、一旦はガンが消えても、今度は再発の脅威に怯えるのです。

以前、25年間も再発を心配し続けている方がおられました。この方はガンは手術で全摘出して治っているにもかかわらず、再発を怯えるあまりに、ガンと入れ替えに、今度は重篤な心臓の不整脈で長年苦悩しておられたのです。歩行中であっても気を失う程の爆発的な発作が、ところかまわず度々起こるのですから、ガンよりも大変な思いをされて来られたわけです。とは言え、今は安楽な生活をしておられるようになられました。

和医道和医術においては、
病名に恐怖し怯えたり、再発に怯えているうちは治った事になりません。治るということを5年、10年という時間の尺度では測りません。恐怖しない心になれた時に病気は治るのですし、治ったら再発を恐れる苦しみなんてありようがないのです。

ですから「治る」とは時間の尺度にあらず!なのです。

●なぜ病気を嫌い、恐怖し、苦悩苦悶するのか?
●なぜ日常の出来事に恐怖し、
 苦悶苦闘している状態が続くと病気が顕在化するのか?
●なぜ恐怖し、苦悶苦闘すると病気が悪化するのか?

病気であろうがなかろうが、苦悩・苦悶・苦闘するようになったら、そこまできたなら、これは自分自身のことなのですから人任せにせず、まずは人間の心と体との関係構造と法則性についての正しい知識を学ばれて、和医道における心身体術を実践されるとよろしいでしょう。

それにより心と体の自然力が働いて、気持ちよく、安楽のうちに自然と治っていきますから、恐怖感も苦悩・苦悶・苦闘も過去形のものとなり、気にならなくなってしまいます。

これが真実であり事実です。

病気を修め治してしまう経験をされますと、人生に対し本当の自信がつきます。その自信を自分の一番得意とする分野に生かしてほしいのです。自分の喜びの為、他者の喜びの為、社会の喜びの為になるようなことに活かしてほしいのであります。

さて、そろそろ本題に移りましょう。

以下の「病気治めの基本方針」は、現代の常識とはまったく逆さまな逆説と思われるようなことかも知れませんが、どちらが正しいのか、皆様ご自身で一度考えてみてください。

では私の実績から考える「病気治めの基本方針」を述べてまいります。

2, 各種ガン(癌)に関する病気治めの基本方針

ガン(癌)は殺してはならない
修めて生かし切って、元気に戻して、治めるべし

ガンと戦ってみたとて勝算うすきものです。ガンと戦う心意気があるくらいなら、己の心とからだの自然体を取り戻し、自分らしさを取り戻すことに注力するのがよろしいでしょう。

ガンは悪者にあらず。
元々は善良なるモノ。
人体に必要あって存在するモノです。

善良なる細胞が乱れ、ガンとなり暴れ回るようになったのにはそれなりの理由があるはず。ガンに問いかけ、聞いてみる、そんな心のゆとりが必要です。

ガン病なるものは昔からあったにはあったと聞いていますが、昔と今とではかなり意味合いが異なるようです。今や国民の二人に一人はガンになると云われる時代になりました。ガン病は最早、日本の歴史に残る、絵に描いたような時代病となっています。正に国民病と化しているわけです。

しかしいつの世も時代は変わり、塗り替えられていく。現に今まで日本人は変えてきましたし、今後も変えていかねばなりません。

時代を変えていくためには、時代特有の誤った認識の障壁となっているトリックに引っ掛かっていてはなりません。

ガンを敵視敵対し、殺すという発想は戦争と似たやり口です。

仕方なく、行き詰まってのあげく戦争となるのでしょうけれど、勝って生還する者あるにしても、重症を負う者多しです。戦勝の喜びもつかの間、敗戦国の見えざるテロは技巧を増して襲いかかってきます。現に今、世界はテロ再発に苦悩しているではありませんか。

人間、一事が万事。
現代人のガンに対する取り組み方も同じ様相を呈しているように思います。

ガンを悪者にしてはならない。
ガンと戦ってはならない。
ガンをいじめてはならない。

されど悩ましいかな、戦わねば克服できぬような局面もあるにはあるでしょう。そんな場合の戦(いくさ)のやり方は、日の本の武士道の精神に学ぶとよろしいでしょう。

克服のためには、覚悟を決め、修めることです。

さすれば被害少なく、和する心が動き出で、速やかに和平戻るがごとく、ガン細胞も平常に戻って善事の業務に復活していきます。

いずれにしても心迷わす時代のマーヤのトリックを見抜いて、心湧き立つ自然の勇気をテコに覚悟を決めること。

不良と化したガンを救出救助する想いで手助けして、生かして、超えられぬと思い込んでいた障壁を乗り越えられたとき、ガンに心から、本心から感謝し、涙することでしょう。

こうして今、悩み苦しんでおられるガンという、最大の敵は最大の味方になるのです。これが和医道における思考の逆転、「螺旋360°平行バランス思考」です。

数字のマジックで、コンピュータにデータを入力すれば事細かに症状分析できる時代になったことは大変素晴らしいことです。しかしその分析結果を応用し取りまとめるのは、罹患されている個々人の感性です。医学に頼りつつも、その取りまとめは自分で修め、治めなければなりません。

現代の日本人は欧米思想にかなり感化され、様々な欧米式の知識と理念を学んでいますから、価値観も欧米人と似ているように見えます。しかし日本社会で育った人間は、欧米社会で育った人間とはそもそもの感性が異なります。ガンに対する感性も異なるのです。

感性は潜在意識であり、無意識領域と繋がっているものですから、今の価値観から一旦離れて本来の自分を取り戻せば、潜在意識と無意識が変化し、自分らしい感性が戻り、その結果、ガンは正常化するほかはありません。

ですから日本人の場合、欧米式の「対立・敵対」ではなく、「尊び・和して・結ぶ」という感性の方が合理的なのです。

原則は、「尊び・和して・結ぶ」こと。

「尊び・和して・結ぶ」心で、心身の「ゴミ」を片付ければ、体は自ずと調和し、元の機能が戻ってくるのであります。

3, ヘルペスなどの常在菌の反乱に関する病気治めの基本方針

増殖・反乱と戦う必要はない
自分らしさを取り戻せ

ヘルペスウイルスなどの常在菌が増殖し悪症状を引き起こす原因は、単なる心身の疲労・疲弊による免疫力の低下に過ぎません。

免疫力の低下を引き起こす原因は、体内に過剰に溜まった「ゴミ」です。その「ゴミ」を過剰にした原因は、本人を取り巻くところの対者・対物などへの不満です。

不満は心の過敏症が過過敏となって顕われているものですから、冷静に考えてみれば、心身の疲労・疲弊の原因の起源は何であるか、ご自身ですぐにおわかりになることでしょう。

ですから、体内に生息する常在ウイルス・細菌と戦う必要はありません。これらのウイルス・細菌は必要あって体内に共生し、人体を守っている存在なのです。

未だ至らぬ人間の知識だけを信じ、いじめ殺すことでバランスを取ろうとしても、それでバランスが戻るわけではありません。そのようなことを試みてもモグラタタキ同様、テロの再発に見舞われ、さらに苦しい戦いとなっていくだけでしょう。

体内常在ウイルス・細菌とは戦わない方がいいのです。自分の身の回りの対人・対物環境とも戦ってはなりません。

まずは休戦して、体に顕われたる「ゴミ」を整理して体の元気を取り戻し、心のあり方を見直せば、ガチガチにこだわってきた自分にとっての正義・正論がバカバカしくさえ思えて来ます。いつの日かお笑い種になることでしょう。

心の整理整頓を終えれば、心身共に爽やかとなり、休戦から終戦となって、ウイルス・細菌の増殖・反乱・再発テロの起こりようがない状態となるのです。

4, 内臓疾患に関する病気治めの基本方針

内臓器質の「ゴミ」を消せば、
内臓の当たり前の自然が戻って来る

なぜ肝臓が硬く腫れ上がるのか?
なぜ腎臓が機能不良となるのか?
なぜ心臓が肥大するのか?
などなど

全ては「細胞ゴミ」の目詰まりです。
内臓保護の為の外壁となっている筋肉内に「ゴミ」が溜まると、内臓を冷やし、内臓の代謝効率を悪化させ、不完全燃焼を起こし、「内臓ゴミ」が増えていきます。

ですから内臓疾患の場合は、内臓器質の内と外、両方の「ゴミ」を片付ける必要があります。

手遅れにならないうちに「ゴミ」を整理するべきです。

5, 血管病に関する病気治めの基本方針

脳梗塞も網膜症も和医術で「血管内腔ゴミ」を溶かす

毛細血管で恐いのは、脳や心臓、眼底でのトラブルです。

脳、心臓については別の機会に説明することとして、ここでは私も経験した網膜症による眼底出血を例に取り上げてみます。

眼の網膜症は悪化すると失明します。その物理的直接の原因は毛細血管の目詰まりです。それが起因となり出血を起こすと、これがまた次の原因を呼んで、ついには神経が養えなくなり死んでしまう事で失明に至ります。

そのようなわけですから、起因となる毛細血管の「内腔ゴミ」をきれいに片付けなければ治るはずがないのです。

化学物質できれいに洗浄できればよいのですが、今のところそのような薬物はありません。であれば和医術で溶かして流すより仕方がないでしょう。

私の目はかろうじて助かりました。
その後の出血は一度もありません。

網膜症も、脳梗塞や脳出血も、起因は毛細血管の「ゴミ」詰まりですから、どちらも和医術的には同じ病気です。どの場所で起こっても血管閉塞は時間との戦いですから、手遅れにならないうちに治療した方がいいでしょう。

なお、青黒く太く浮き出た静脈管の病気であっても同様です。病院での薬物、手術による治療よりも、和医術の「薬波エネルギー」を使う方がきれいに治まります。

※「薬波エネルギー」に関しては和医術とは何か?を参照

慢性病は無数にあれど、どれもその物理的原因は物理的「ゴミ」であり、「ゴミ」を消せば治るという「ゴミ理論」。このように具体的な事象でイメージすれば、なるほどそうだ!と腑に落としていただくことが出来るのではないかと思います。